【7月8日開催】第4回土曜市民セミナー「体の“あぶら”の酸化と抗酸化」

私たちの細胞はあぶら(脂質)を含んでいます。例えば脳は水を除くと60%が脂質です。脂質は酸化され易く、酸化されると炎症を起こし、線維化、細胞死、がん、老化につながります。しかし、従来の抗酸化食品が体内で脂質の酸化を防止できるかは疑問視されてきました。従来の抗酸化物質は、それ自身が直接に酸化ストレスを吸収するタイプです。最近、細胞がもともと持っている抗酸化力をアップして強力に酸化ストレスを消去する新しいタイプの抗酸化物質が見つかりました。本セミナーでは、両方のタイプの抗酸化物質が細胞の酸化をどれくらい抑えるかを比較し、新しい抗酸化物質が動物の脂肪肝炎の発生をどの程度まで抑えるかをお示しします。

 

※土曜市民セミナーの年間スケジュールはこちら

 

日時

2017年7月8日(土) 13:30〜15:00頃(13:00頃入場開始)

会場

北海道大学総合博物館 1階 「知の交流」

講師

千葉 仁志(北海道大学 大学院保健科学研究院)

備考

入場無料・申込不要・座席数80(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください)

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