【10月15日開催】GCOE市民セミナー「プラハの作家カフカ―言語と民族の境界を生きる―(道民カレッジ連携講座)」 が開催されます。

   GCOE展示「言葉は境界を超えて―ロシア・東欧作家の作品と世界関連

土曜市民セミナー「プラハの作家カフカ―言語と民族の境界を生きる―(道民カレッジ連携講座)」が開催されます。

講演 : 三谷 研爾 (大阪大学文学部 教授)

日時 : 2011年10月15日() 13時30分〜

会場 : 北海道大学総合博物館一階「知の交流コーナー」

概要 : 『変身』や『審判』で知られる小説家カフカは、現在のチェコ共和国の首都プラハで生涯を送った、ユダヤ系のドイツ語作家です。彼の生まれた時代、チェコはまだハプスブルク帝国領で、プラハはドイツ人とチェコ人の深刻な民族抗争の舞台でした。そうしたなか、ドイツ語で創作する道を選んだユダヤ人カフカの文学に深く刻みこまれた、言語と民族の境界地帯を生きる人間のありようについて、考えてみたいと思います。