【2月11日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー 「松枝 大治 教授、天野 哲也 教授 定年退職記念講演」 が開催されます。

北大総合博物館 土曜市民セミナー

 【松枝 大治 教授、天野 哲也 教授 定年退職記念講演

が開催されます。

 

  【日時】  : 2月11日(土・)  13:30〜

 

  【場所】  : 北大総合博物館 1階「知の交流」コーナー

 

  【講演タイトル / 講演者】 :

 

   ・「身近な岩石・鉱物と資源の話」

     / 松枝 大治 (北海道大学 総合博物館 教授 鉱床学/記載鉱物学)

 

   ・「考古学は何を語れるか?」

     / 天野 哲也 (北海道大学 総合博物館 教授 考古学)

 

  【講演概要】 :

 

   ・「身近な岩石・鉱物と資源の話」

     とかくつまらないもの、役に立たないものの例えに使われる“ 石” ですが、私たちの身近にある岩石・鉱物は人間にとって色々な意味で重要な存在でもあります。今回は、私たちの日常生活の中で意外なところで利用され恩恵を被っている身近な“ 石” について、幾つかの例やエピソードを交えて紹介すると共に、今や21 世紀の人類にとって最大の課題でもある特殊な岩石が関係した資源問題についても言及します。

 

   ・「考古学は何を語れるか?」

     人文科学は結局のところ、人間とはなにかを追求する学問であり、自然科学は、人間の存在基盤・条件を解明する学問だと考えられます。考古学は、人間活動の結果残された物的資 料によって、その活動を復原・推定し、人間の歴史を理解する学問です。わたしたちの暮らす北大キャンパス−札幌の街−石狩低地帯から考古学的に北海道の歴史を考えてみましょう。