【2月9日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー「考古動物学から考えるアホウドリの歴史」 が開催されます

土曜市民セミナー

　「考古動物学から考えるアホウドリの歴史」

　　　が開催されます。 

　【日　時】　　：　２月　９日（土） 　１３：３０〜

　【場　所】　　：　北海道大学 総合博物館 １階 「知の交流」コーナー

　【講演者】　　：　江田　真毅　／　えだ まさき

　　　　　　　　　　　　（北海道大学 総合博物館 講師 − 動物考古学、考古動物学）

　【講演概要】　：　アホウドリ。この気の毒な鳥の名前をみなさん一度は耳にしたことがあるでしょう。翼を広げると２ｍを超えるこの海鳥は、地上では動きが鈍く、またヒトを恐れません。１９世紀末ごろから羽毛採取のために乱獲され、一時は絶滅したと考えられました。現在、主に伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島の南小島・北小島で約３,０００羽が繁殖しています。遺跡から発掘された骨の分析から、アホウドリは過去に日本列島に住んでいた人々にも盛んに利用されていたことが明らかになりました。ＤＮＡ解析など様々な視点で遺跡から出土した骨を分析する科学、考古動物学からこの鳥の歴史について考えます。

　【講演者の推薦書籍】　：　

　　　・「鳥の自然史 − 空間分布をめぐって」

　　　・「アホウドリに夢中」

　　　＜↑ ミュージアムショップにて好評発売中！＞