【6月8日 開催】 北大総合博物館 土曜市民セミナー 「破綻国家の教訓から考える持続的国家:アフリカの社会に適した民主主義とは」

土曜市民セミナー

 「破綻国家の教訓から考える持続的国家

             : アフリカの社会に適した民主主義とは」

   が開催されます。


  

 【日 時】  : 6月 8日() 13:30〜

 

 【場 所】  : 北海道大学 総合博物館 1階 「知の交流」コーナー

 

 【講演者】  : 鍋島 孝子 / なべしま たかこ
           (北海道大学 大学院メディア・コミュニケーション研究院 准教授

 

 【講演概要】 : 民主主義とは何でしょうか。どうしたら政治的安定を得られるのでしょうか。統合できない多様な社会は、強権的に統制した方が得策なのでしょうか。セミナーでは、アフリカの破綻国家の例としてコンゴ・ザイールの歴史を取り上げます。実際、アフリカでは植民地を経て、流動的な社会階層やグループが出現してきました。これらの人々は、ヨーロッパ発祥の国民国家に適合できない性格を持っていました。では、これら規格外の国家「不適合者」を放っておいていいのでしょうか。彼らは差別を受け、経済的困窮からテロリストや暴力集団に変容していくのです。画一的な国家ではなく、社会の実情に適合できる民主主義国家について考えて行きます。

 

   

 

 【講演者の推薦書籍】 : 

   ・「アフリカから学ぶ」

   ・「アフリカ国家を再考する」

   ・「意味と力 – 社会動学論 (叢書・ウニベルシタス)」

   

   <↑ ミュージアムショップにて好評発売中!>