授業報告 北大総合博物館で学ぼう!自然と人間 第4回 10月20日

第4回 10月20日

 

担当:松枝大治(鉱物・鉱床学)

 

  今回の授業は先週予告された墓石の選び方から国歌の君が代の話、ハリーポッターの賢者の石にわたるまで石にまつわる幅広い内容であった。前回は鉱石などのきれいな石の話が中心だったが、今回は花崗岩などの岩石の話が中心であった。しかし、岩石も手に取ってじっくり観察してみると火山岩は石の粒がまばらだが、ピンクなどの色が混ざっていてきれいだった。深成岩は粒がそろっていてキラキラとしていものもあり、きれいだった。実際にいろいろな種類の岩石を触って様々な角度から見ることができたのは貴重な機会であり、自分の知識の再確認にもなり、記憶に残る体験となった。今回の授業で最も印象に残ったのは賢者の石の話である。賢者の石はそれ自体が力や価値があるわけではなく、不明な鉱物に傷をつけ、価値がある石かどうかを測る指標だと知った。来週でこの鉱物の授業は終わりとなり、残念であるが、最後の鉱物の授業を楽しみたいと思う。(総合理系1年 小向愛)