卒論ポスター発表会開催
【卒論ポスター発表会 当日の活動報告】
2012年3月3日(土)、4日(日)に、北大総合博物館の「知の交流」コーナーで卒論ポスター発表会が開催されました。
発表者 学部 タイトル
岸本宜久 文学部 アイヌ語カラフト方言のutahに関する一考察
小篠絵梨花 理学部 ラオス、ムン南部地域の地質と銅鉱化作用
坂本ひさ江 農学部 廃棄ホタテ貝殻を用いたプラスチックシートの開発
渡邊彩乃 農学部 有機農産物の特徴付けのためのメタボローム解析
上原匡貴 農学部 植物における栄養輸送体が細胞膜に適切に配置される仕組みの解明に向けて…
―ホウ素輸送体NIP5;1が細胞内のおかしな場所に配置される変異植物の獲得―
太田菜央 理学部 文鳥の歌学習とその社会要因
天野太郎 農学部 シロイヌナズナの培養細胞を用いた実験系の確立
〜ホウ酸トランスポーターBOR1の培養細胞における挙動の観察〜
林周平 農学部 植物に寄生する線虫の感染方法の解明
山田のぞみ 文学部 ベラスケス作《ラス・イランデーラス》―糸を紡ぐ女性たちにこめられた意味―
長田詩織 水産学部 精原細胞に関連するanti-SGSA-1に関する研究
今年度も、この春卒業する学部4年生が、北大での4年間で学んだことや研究した成果を1枚のポスターにまとめて、市民の方々や他分野の学生に分かりやすく発表し、質問等に応答することで、コミュニケーション能力の涵養を目指しました。
発表者は2日間、ポスターの前に立って来場者向けて発表を行い、質問等に応答しました。また、2日目の午後にはPRタイムを設け、発表者が3分ずつそれぞれのポスターの内容や見所などを紹介しました。最後に、2日間の来場者の投票(2日間合わせて92票)による来館者賞と、市民と北大教職員からなる審査員15名の投票による優秀賞、優秀デザイン賞、優秀コミュニケーション賞を決定し、表彰式と講評会を行いました。
優秀賞
太田菜央 文鳥の歌学習とその社会要因
優秀デザイン賞
渡邊彩乃 有機農産物の特徴付けのためのメタボローム解析
優秀コミュニケーション賞
小篠絵梨花 ラオス、ムン南部地域の地質と銅鉱化作用
来館者賞
山田のぞみ ベラスケス作《ラス・イランデーラス》―糸を紡ぐ女性たちにこめられた意味―
運営を担う北大カフェプロジェクトと学生参加プロジェクト「卒論ポスター発表会の運営」受講の学生には、会場設営、受付、司会、カフェの提供など運営のあらゆる業務をしていただきました。彼らのおかげで昨年度以上に心地よい会場づくり、雰囲気作りをすることができました。
来場された方々にとっては、北大の学生がどのようなことを学び、研究しているのかを知る良い機会となり、一方、来場された教員や学生にとっては、普段は知ることのない他学部の研究成果を知る良い機会となりました。また、発表した学生達にとっては、卒業研究を分かりやすく1枚のポスターにまとめる、それを異なる分野の方々に分かりやすく伝える、さまざまな質問に丁寧に答えるなど、普段の学生生活では味わうことのできない貴重な経験を数多く積む良い機会となりました。また、発表した学生達にとっては、卒業研究を分かりやすく1枚のポスターにまとめる、それを異なる分野の方々に分かりやすく伝える、さまざまな質問に丁寧に答えるなど、普段の学生生活では味わうことのできない貴重な経験を数多く積む良い機会となりました。
発表、PRタイムの様子
表彰式の様子
カフェプロ、運営の様子