授業報告 博物館コミュニケーション特論 第2回 4月11日

前半は、本講義の進め方や目的などについて湯浅先生から説明を受けた。その中で、昨年度まで学生発案型プロジェクトはどのようなものがあったのか紹介があり、独創的で楽しそうな企画の数々に圧倒された。本講義で自分がどのような企画を出せ実行できるのかを考えると、期待に胸が高鳴った。

後半では、初回講義に出席していなかった学生もいるということで、前回同様各人自己紹介を行った。「氏名・所属・専門の研究・博物館の印象・本講義で行ってみたい事」を述べていったのだが、前回よりもはるかに突き詰めた発言が多く、受講者全員が自己紹介を終えるには時間が足らなかった。話し好きな人が多いようである。

学生の発言をまとめると以下のようになる。

・博物館の各展示室の内装などに変化がなく、一見して何の展示がされているのかわかりづらい。また各展示室の順路が分かりづらく、それぞれの関連性も乏しい。

・パネル展示がかなり多く、単調。全てを網羅するのは疲れてしまって困難。来場者が参加して体験できるような展示があればいいのではないか。

・地元北海道により密着した展示はできないだろうか。また、その逆に他の地域から展示物を借り受けて北海道の人々にそれを紹介する、ということは出来ないだろうか。

・博物館というだけで敷居を高く感じ、立ち寄りにくい雰囲気がある。特に北大生は「いつでも行ける」という感覚から、あまり北大博物館にやってこない。より幅広い年齢層にとって、取っ付きやすい展示を心がけるなどして、来場者を増やすことは出来ないだろうか。

(理学院自然史科学専攻地震学火山学講座修士1年 小四郎丸拓馬)

 

 



この授業について 概要説明を受ける



この授業で何ができるのだろうか・・・ 仲間の意見に耳を傾ける