授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第7回 5月24日

今回の講義では、前回の話し合いから発展し企画が実際にどこまでできるか実行に移す班が見られた。たとえば、DSを用いて展示品を解説する企画では、実際にDSを使い展示物をどこまでわかりやすく説明できるかを試みた。他グループにおいても、企画内容に具体性が増し企画実現に対する方向性がしっかりとしてきた。

6月6日には、博物館に向けての企画内容のプレゼンテーションが行われる。プレゼンテーションでは、主に目的、必要性、安全性、倫理的問題、費用が問われるようだ。これらの条件をクリアし、より多くの人を博物館に引き付ける魅力的な企画を全員が協力し合い作り上げている。まだ実現に向けて多くの課題は残しているが、全員の企画実現に対する意欲がうかがえた。(理学院自然史科学専攻 修士1年 緒方秀仁)

 



展示室でDSによる配信状況を確認し、解説を試作中


メインストリートに設置している博物館看板の改善を検討する

 



各自が試作してきたガイドマップ案が紹介され、議論が進展



企画の原点に立ち戻り、ニーズと実現したいことを擦り合わせる