授業報告 博物館学特別講義II 第7回 5月29日

第7回 5月29日

 

担当:佐々木亨、湯浅万紀子

 

今回は、「循環からみる自然と人—森・土・自然」エリアの展示評価を目的とするインタビューを行った。ミーティングやメーリングリスト上の意見交換を通じて練り上げられた調査票を元に、10名の学生から展示室内でお話を伺うことができた。

インタビューは、1名の協力者に対し本講義受講生2名というグループ単位で行い、2名の受講生はそれぞれ質問担当あるいは記録担当に専念することによって協力者の声や表情を取りこぼさないよう努めた。1グループあたり20分程度で終了し、各担当者同士による確認を経て記録をまとめた。授業の終わりにインタビューを行った感想を共有した。

展示室における協力者の立ち位置によって話題が左右されがちであることや、質問の真意を伝えることが難しいといった感想が挙げられた。

今後は、このインタビューから得られた声を共有し、分析作業に入っていく。最終的には展示評価としてプレゼンテーションという形に仕上げる。(文学研究科思想文化学専攻 修士1年 小林知恵)