授業報告 博物館コミュニケーション特論 第12回 7月12日

ツアーの開催が来週に迫ったナイトミュージアム班は、学部生の授業や教養棟周辺でチラシを配るなど、広報活動を通して手ごたえを感じているようだ。さらに周知を進めることや、懇親会の内容や評価に関して議論を詰めている。看板班は再度行った博物館教員へのプレゼンテーションでの指摘を受け、レイアウトの細かな調整に入った。DS班は配信用DSの設置場所や人員配備など、実施当日の運営方法について検討した。ナレーションの録音や写真の撮影など音声ガイドの作成は、元気プロジェクトの結果が出次第行う。ガイドマップ班は当日配布するもののサンプルができ上がり、表紙デザインや当日の運営など具体的なことが決まりつつある。なお、同じ日に企画を実施するDS班とガイドマップ班は広報やアンケートを共同で行うため、連携を図りつつ各々の作業を進めている。

7月も半ばに差し掛かり、各班ともに企画の実施日が近づいてきた。どの班も内容の詳細をさらに固めつつ、実施後の評価方法に関しても着手している。企画の運営からは勿論だが、「実施したことに対してどのような反響があったか」という評価から我々が得られるものは、とても大きいだろう。また湯浅先生が指摘していたように、実施後に企画を振り返るにあたり、活動のプロセスを「記録」することも忘れないようにしたい。(理学院自然史科学専攻 修士課程1年 海老原佳帆)



参加者の意見を聞き取る懇親会の進行について
集中的に議論した

ナイトミュージアム班


更に改訂を進める看板班は、看板設置前後の評価も検討


DS班、小学生を迎える日をイメージした笑顔


完成間近のマップを手に笑顔がこぼれるガイドマップ班