授業報告 博物館コミュニケーション特論 第13回 7月19日

 イベントの開催が明日20日に迫ったナイトミュージアム班は、リハーサルを行ったり、インタビューガイドの作成を行ったりするなど大忙しであった。看板班は博物館教職員の意見をも参考にデザイン案を変更し、落ち着いた「博物館のイメージ」に合った色の案を制作した。これで通行者の目を引きつつ、博物館のイメージを的確に伝えることができそうである。また、来館者や通行者に看板の改善について尋ねる評価をアンケート方式にするかインタビュー方式にするか議論を行った。DS班とガイドマップ班はアンケートの内容を統合して改訂する作業に入った。また、ガイドマップの訂正や印刷日の決定、当日の役割分担についても話し合った。

アンケートの内容について、湯浅先生が「回答者に負担をかけないように設問や構成を考えることも重要」とおっしゃっていたのには考えさせられた。主催者サイドからすれば、できるだけたくさんの情報が欲しいが、設問が多すぎると回答者が答えにくくなり、かえって得られる情報が少なくなってしまうのである。この「バランス」を保つのは非常に難しそうだが、怠らずにしっかり考えていきたいと思う。(農学院環境資源学専攻 修士2年 末長晴輝)



当日着用する博物館のユニフォーム姿で最終打合せをするナイトミュージアム班


看板班は設置後に来館者や通行人に行う調査項目を検討する


プレスリリース文書とポスター案をまとめたDS班


ガイドマップ班はアンケート作成について議論し、準備が順調に進む