授業報告 博物館コミュニケーション特論III 第3回 5月 1日

本日の授業は、前回発表できなかった4人によるプレゼンテーションとそれに対する議論から始まった。

全員が発表を終えた後、全体を通して商品の質や博物館における購買層についてなどの議論がなされた。私はその中でも特に価格についての議論が印象に残っている。単によいものを作ればいいのではなく、商品として買ってもらうためには値段設定も慎重に行わなければならないことを改めて考えさせられた。

終盤の議論では、これまでに提案されたグッズを購入目的として考えられる「お土産」と「実用品」の大きく二つ分けて少し議論し直した。最終的に多数決により13種類提案されていたグッズを4つ(あぶら取り紙、エコバック、マグネット、マスキングテープ)に絞り、次回までにそれぞれの商品のメリット・デメリットを挙げ、余裕があればデザインも考えてくるという課題を残し、第三回目の授業を終えた。

次回からいよいよ、個別の具体的な話に入れそうで楽しみである。

(理学院 自然史科学専攻 地球惑星システム科学講座 修士1年 石宮唯博)

 


お気に入りのマスキングテープを受講生間で回覧した


授業で開発するグッズの絞り込みは、多数決で行った


企画書作成の課題ではブックカバーを提案していた(石宮さん)