授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第5回 5月8日

前回の授業後に、議論を深化させる必要があるのではないか、との意見が出て、スープカリーを食べながらの有志によるミーティングが行われた。そこでは、ポンポン船のワークショップと自分たちの企画案を融合させたイベントについての素案が出された。そこで、今回の授業はその案についての報告と提案から始まり、具体的に内容を膨らませ、肉付けするための発案や検討がなされた。しかし、骨子が完全に共有されていない段階での話し合いは、決まった受講生が堂々巡りの 発言を繰り返す状態を引き起こしてしまった。先生から「場が煮詰まった時は、案を具体化するか体を動かすと良い」とご助言をいただき、全員で館外のウッドデッキを視察後、館内の展示を見学した。屋外はしだれ桜が満開で、博物館の外壁タイルの茶色を背景に桜と芝生の緑が大変美しく、春の来訪を感じさせられた。最後に今週も授業外ミーティングを開催することを確認して終了となった。

(観光創造専攻 修士
1年 三宅美緒)