授業報告 博物館コミュニケーション特論 II 最終発表映像 9月5日

受講生が制作した博物館をテーマとした1分間の映像と映像制作終了後の感想です。

これらの映像は、総合博物館入り口にあるウェルカムモニターでも上映されています。


加賀 航(理学院自然史科学専攻2年)

授業を受ける前は、映像作品を作るのはセンスやテクニックが問われる非常に高度な作業というイメージがあった。しかし今回の講義で実際に企画を立てて、 写真と動画を撮影し、PCで編集する作業を通して、確かに思い通りにならない点や難しい点などはあったが、どの作業も新鮮で楽しく作業することができ、最終的に楽しい映像が出来て良かったと思う。


江越 広大(農学院共生基盤学専攻1年)

僕は動画編集をするのが人生初だったので動画編集の最初の1歩に、基本的なことから少し応用的なことまでを学ぶことができて貴重な経験でした。この授業のために最初に撮った動画は25分間程をノーカットで撮影してしまい、その動画を1分に編集しているときは非常に大変だったので、動画を撮る段階での自分の計画性のなさの問題に気づきました。


山本 大貴(理学院自然史科学専攻1年)

カルチャーナイトの撮影とその編集を行い制作した映像を通して、映像撮影の難しさ、視聴者を引きつける映像表現の難しさ感じることができた。今回はカルチャーナイトに焦点を当てたことによって、その時、その場限りでしか撮影できない映像資料であったため、撮り直しが効かず、映像撮影前に撮影方法を十分に会得しておく必要があった。


ニッシー(生命科学院生命システム科学コース 1年)

今回、音が無くても視聴者が見続ける事ができるような作品を作るという新しい機会に恵まれて、表現の幅が広がった気がした。特にテキストの表示方法についてスキルアップができたと思う。また、他の人の作品を観ることで、自分では考えつかなかった表現を知り、勉強になった。印象に残っているのが、動画の合間に静止画を入れていく手法は良いなと思い、これから真似しようと考えている。


中嶋 灯奈(理学院自然史科学専攻1年)

大変面白く、やりがいのある授業でした。以前、1回だけ映像製作を行ったことはあるのですが、今回の授業では音を使わない(※)という点、また博物館と関わりのある自分なりのテーマ設定ができるとの点で新鮮に感じました。企画当初から、色々な分野の素材を入れたいという思いはあったのですが、映像が1分以内とのことで、いかにして伝えたいことをまとめられるか、難しく感じました。今回企画した作品は、博物館の撮影のみでなく様々な所に出向いての撮影が多いため、素材集めに時間がかかりましたが、撮影をする中で自分自身、映像で伝えたいこと(発見の喜び)を実感することが出来たので、撮影段階で実体験を持ち、伝えたいことの方向性を確認することは、映像製作において重要な段階であるのだと感じました。

※動画配信では、BGMを付加しています。


ff(経済学部会計大学院2年)

素材集めでは撮りたい映像と自分の技術や機材とのギャップがもどかしかった。また、プレミア初体験だったため、凝った映像が作れるのはわかっていつつも、イメージ出来たの はムービーメーカーで出来ることのプラスアルファくらいだったので、今後、さらにカメラワークや編集技術を習得していきたいと感じた。