授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第4回 10月29日

前回までの話し合いの中では、幾つかのアイディアは出たものの、授業の全体像の共有ができていないため十分に意見が出し切れていないことが課題として挙がった。そのため、今回の授業ではまず、俯瞰的に授業全体を見通し、スケージューリングを行った。おおまかな流れとしては、アイディア出し・アンケート等による市場調査、試作品の依頼、ミュージアムショップ店員等との相談、製作依頼、PR,評価である。PR等の予定を考慮すると、年明けからの販売を目標にしたいと考えた。

その後、ブレインストーミングの手法を用いてアイディア出し・整理を行った。まず、現時点で出ている案も含め、思いつく木製品を挙げ、その後挙げられたアイディアを分類した後、北大のミュージアムグッズとして適切であるかどうかを加味しながら整理した。これにより、今までよりは意見が出しやすい雰囲気になったと思う。ただ、挙がったものが無難なもの、普段よく見るものにとどまってしまい、アイディア出しの段階でもっと独創的なアイディアが出る余地があったのではないかと感じた。時間の制約はあったものの、複数回のフェーズに分けながらブレインストーミングを行うことで更に意見を引き出せたのではないだろうか。

今後の予定としては、今回の議論で出た事を参考に、各自が特に推したいものを決め、北大総合博物館のミュージアムグッズとして具体的にどう落とし込むかを検討した上で、幾つかの案を選び、市場調査を行おうと考えている。

(理学院自然史科学専攻1年 中嶋灯奈)



どのようなミュージアムグッズを作るか意見を出す中嶋さん


今後のスケジュール管理をたて、具体的なもの作りをするためのブレインストーミングを行う