授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第10回 12月10日

本日は大きな進展があった。今まで4人のメンバーで4つの案を考えていたが、制作工程と価格設定という面から2つの案に絞ったのだ。これは前々回から連絡をとっていた、コラボレーションの相手である和歌山研究林の方に頂いたアドバイスに基づいて決定した。今回実現できなかった案も個性のある素晴らしいもので惜しかったが、案が絞られた事で、全員でアイディアを出し合えるようになり、新しい発想が次々と生まれ、活気が出てきたように感じる。また今回から商品の中身だけでなく、包装や台紙といった付属品についても議論が始まった。どのようにしたら商品を魅力的に説明し、和歌山研究林を紹介できるか。台紙が捨てられず、長く使っていただけるような工夫ができないか。ミュージアムショップに和歌山コーナーを作ってもらえるだろうか、等々。これらの視点を活かしてどう形にしていけるかが楽しみであり、頑張りどころでもある。さらに、2月の講義の終わりが見え始めてきたので、計画の立て直しについても次回話し合いたい。

(生命科学院修士2年 阿部万純)



栞の台紙の内容とレイアウトについて、次々とアイディアが出される


阿部さんは次週までに栞の文章原案を考える