授業報告 博物館コミュニケーション特論 II 第1回 8月24日

集中講義の初日は、授業の大まかな流れを確認することから始まった。次に、情報端末にインストールされている映像編集ソフトWindowsMovieMakerの使い方を学んだ。受講生2名は、授業までに撮影した映像素材をパソコンへ取り込むが、スマートフォンで撮影した映像データの取り込み方法がわからず、時間がかかってしまった。映像は、簡単に撮影できたが、スマートフォンからパソコンへデータを取り込むとなると戸惑ってしまう。Bluetooth接続やクラウドを使用してデータを移行しようと試みたが、時間がかかってしまったため、スマートフォンとパソコンをケーブルでつなぎ映像データを移行した。他にも、映像編集ソフトへ映像が取り込めない映像素材データもあることも学んだ。午後は、第2農場でドローンの飛行撮影実習を行った。風もなく、飛行するには好条件であったが、ドローン機体のアップデートが必要なため本格的な撮影は行わず、機体の概要説明を聞き、5分程度の撮影飛行となった。その後、附属図書館のリテラシーシールームへ戻り、映像編集の続きを行った。映像編集は、始めに思い立ったアイディアを映像化するのが理想ではなるが、デジタルカメラやビデオカメラの機能制限に制約され実現できないこともある。例えば、映像編集ソフトにも映像の中に映像を入れようと思っていたが、Microsoft付属のWindowsMovieMakerでは映像の中に映像を表示する機能がない。このため、計画を柔軟に変更して映像を完成させることとなる。


撮影実習でドローンを手にする受講生


北大のカラスをテーマとした映像作品を制作中