授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第4回 5月12日

今回の授業では、前回と同様に企画内容をまとめていくための話し合いがなされた。まず初めに、湯浅先生が担当されている別の授業で学生に実施した「リニューアルオープンの当日にどのような博物館の企画があれば参加したいか」というレポート課題へのコメントを全員で点検し、各自が気になった意見を発表した。展示に関するエピソードの紹介や、著名人による講演、小中学生の夏休みの研究に役立つ展示等、この授業のメンバーからは出てこなかった興味深い内容やヒントになりそうな意見がたくさんあった。その中でも、前回の授業で話し合われていた「ガイドツアー」を希望する意見が多く、大筋としてリニューアルオープンの日にツアーを実施するいうことで話がまとまった。それに加えて、来館者に記念となるものをプレゼントすることも計画中であるが、どちらの内容も様々な意見が飛び交っている間に、具体案が決まる前に時間切れとなってしまった。ひとまず、博物館職員の方への企画提案の日程が決まったので、来週、再来週でさらに細かい内容について議論していく予定だ。

(理学院自然史科学専攻 修士1年 道藤俊)


話し合いの結果、総合博物館オープニングの日にガイドツアーを開催することとなった


お互いの意見を尊重しながら、アイディアを出し合う受講生たち