授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 I 第15回 7月28日

4月から始まった本授業も、今回で最終回を迎えた。最後の授業では、企画立案時の目的がミュージアム・フォト・ウォークで達成されたかを、参加者の事前・事後アンケートや当日の様子から分析をした。当日はワークショップ全体を通して、参加者同士で積極的にコミュニケーションをとられている姿が多く見られ、事後アンケートでも参加者の方の満足度が高く、皆さんに楽しんでいただけたと全受講生が感じていた。一方で、広報開始が遅れたことや事前準備の不備などの反省点も挙がり、企画の完成度に影響を与えたと考えられた。このほかの評価項目についても議論を交わし、報告事項としてまとめた。
企画の評価後、2日間で参加者の方が撮影してコメントを記入して下さった写真全てを1枚の共有マップにまとめ、展示物として完成させ館内に掲示した。この館内マップは9月末まで総合博物館1階 知の交流ホール前に展示する。
2022年度の博物館コミュニケーション特論Ⅰはこれで終了するが、引き続きInstagramの運用や参加者への追跡調査を実施して最終報告をまとめ、本ワークショップを締めくくる。
林 和生(理学院 自然史科学専攻 地球惑星システム科学講座 修士課程1年)


企画参加者と受講生が撮影しコメントした写真をマップに貼り付けていった

   
完成したこの共有マップは、広く来館者にご覧いただくため、館内1階ホール前に9月末まで展示する。
Instagramも9月末まで運用を継続し、写真を公開していく。