授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 I 第7回 6月2日

第7回を迎えた今回の授業では、まず前回の授業に引き続き、受講者それぞれに自分が解説できるポイントに関連してカバーできる範囲はどの程度まであるかについてシェアした。主に地学(鉱物や地震火山)、理学(宇宙や環境科学)と歴史・文化(北大の歴史や建築)3分野に分かれている。
授業の後半では、企画の日時や場所、イベント全体の流れ及び一部の準備スケジュールなど企画の詳細について議論した。企画の日時は参加者(北大生や一般利用者)の都合を配慮した上、おおよその日程を決めることができた。また、イベント全体の流れに関しては先週の検討結果に基づき、その内容の一部について調整し、「全体説明→館内案内(受講者による各展示やスポットの解説)→写真撮影→グループや参加者全体での共有」となった。各セクションの所要時間も大まかに決められた。さらに、イベント当日のガイド(場所の誘導)や解説の形式及び参加者のグループ分けに関する議論も行われた。
イベント当日の流れや内容の具体像はかなり明確に見えてきたが、企画名、イベント前の準備スケジュールやイベント後の評価方法などについてはまだ議論できていない。そのため、次回の授業までには、受講者それぞれに最低1個候補となる企画名について考えてもらうことにした。また、次回は今週で決められなかった企画名、評価方法や募集方法などを中心として議論を進めていきたい。
潘若華(理学院 自然史科学専攻 地震学火山学講座 修士課程1年)


司会を務めた山口君が作成した授業進行のための資料

  
7月の開催に向けて議論が進み、企画が具体化した


議論をリードした山口君と、議論のポイントをまとめた書記の潘さん