授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 I 第5回 5月19日
第 5 回を迎えた今回の授業では、前回の授業で決めた企画の方向性や企画の対象をもとに本授業で実施する企画について議論を進めた。
企画の流れとして決まったのは、「博物館の中を巡る→写真撮影してもらう→振り返り(共有)してもらう」というものである。前回の授業において「新しい発見を写真や言葉で共有する」という企画の方向性に決まったが、共有の方法として SNS や自分たちで作成する感想ボードを利用して写真の共有を行うという意見や、博物館を巡ってもらった後にセミナーを実施して参加者同士で感想を共有してもらう意見が出た。また、企画の対象を「北大総合博物館になじみがない人」と前回の授業で設定したが、博物館になじみがない人でも参加しやすい雰囲気の企画にするのはどうしたらよいのかについての議論も進めた。企画の流れは決まったものの、どこに力を入れていくかについて議論が広がった。博物館の様々な展示のうち、どのブースの展示の解説に力を入れるのか、写真撮影をしてもらうスポットの選定の基準について議論を行っていった。
しかし、時間が来てしまったため、次回までに受講者それぞれが博物館のどの展示に力をいれて紹介するのかについて考えてくることにした。次回、本授業で実施する企画の詳細を決定していく。
原 太郎(理学院 自然史科学専攻 地震学火山学講座 修士課程 1 年)
司会を務めた林君が議論をリードし、書記の原君がポイントをまとめていく