授業報告 2021博物館コミュニケーション特論 I 第6回 5月27日

博物館コミュニケーション特論Ⅰは、今回から完全にオンラインでの実施となった。また、学生企画のプロジェクトもオンラインでの実施となる見込みである。授業の前半では、それぞれが北大総合博物館を見学して「オンラインで発信したい」と感じたコンテンツを紹介し合った。ZOOMで共有した画面で議事録をとったことで、出た意見を全員に向けて可視化でき、議論展開がスムーズになったのではないかと思う。
授業の後半では、発信したいコンテンツとして挙げられた意見を、「学部展示」と「見落とされがちな標本」と「博物館ではたらく人々」にグループ分けした。さらにそれぞれが具体的にどの展示物について発信したいかを挙げた。意見の共有を通して、それぞれがやりたいことがだんだんとはっきりしてきたと感じた。
次回は授業の前半1時間で改めて北大総合博物館を見学し、後半はオンラインで受講生それぞれの意見を踏まえて、学生企画として何をオンラインで発信するのか決めたい。その際には、目的と対象も忘れないようにしたい。
森本智郎(理学院 自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座 修士課程1年)