授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第11回 12月16日

今回はまず、サコッシュのデザインについて議論が行われた。現在検討中の3種類のデザインについて、パソコン上で配置や大きさを変えたり、出来上がりのサイズに印刷したものを見たりしながらより良いデザインを追求していった。サコッシュの出来上がりのイメージがより具体的になったように思う。
続いて、解説書の内容についても議論された。限られたスペースの中に盛り込む情報量、配置、言葉のニュアンスなどといった細かい部分について検討した。解説書は「ミュージアムグッズ」として売り出すうえで重要な要素であるので、今後も慎重にブラッシュアップしていきたい。
デザインや解説書については少しずつではあるが我々受講生の思い描いたものに近づいてきている実感があり、大変喜ばしい。しかし販売するに至るには、価格や販売の仕方など越えるべき課題はまだまだ多そうだ。商品名についても来週検討する。次回は年内最後の講義となる。年明けのサンプル作成やその先の発注を見据えて、可能な限り詳細を詰めていきたい。

高田健太郎(理学院 自然史科学専攻 修士1年)


サコッシュのデザインを実際の大きさにして検討


デザイン原案