授業報告 2019博物館コミュニケーション特論 III 第8回 11月20日

今回の授業では松田さんの司会のもと、博物館の皆さんへのプレゼンテーションを意識し、各グッズアイディアのデザインの具体化、コンセプトの明確化に関するディスカッションを行った。
今回の各案の進捗を、下記に報告する。
わたしが担当している『植物標本ポストカード』は、今回の授業で植物標本に関するアンケートを授業内でとり候補を複数に絞ることができた。植物体系学がご専門の首藤光太郎先生にご相談しながら、さらに詳細のデザインを決定していく。
『植物標本レターセット』に関しては、レターセットから琹という方向性にシフトすることが決まった。『植物標本ポストカード』は標本の実写を使用するのに対して、本案ではイラストで標本を表現するため、異なるコンセプトの商品を提案することが期待できる。
『北大地図トートバッグ』は、地図の表現方法に関しては授業内でアンケートをとり、コンセプトに関して再議論を行った。博物館では既存のトートバッググッズを販売しているため、それとはまた違った魅力のあるものを販売できるよう担当者は鋭意奮闘中である。
46億年定規』は主たる担当者が欠席だったが、具体的なデザイン案が固まりつつあるようだ。
11月27日に予定していた博物館関係者へのプレゼンテーションは各案の進捗状況を鑑みて、2週間の延期となった。
序盤の授業よりも、ディスカッションが活発に行われるようになってきた。まだまだ、道半ばではあるが、皆の意見が詰まった案が実現するのが今から楽しみだ。
安間理子
(工学院 建築空間都市デザイン専攻 建築計画学研究室 修士1)


各班の報告を聞き、全体で議論を重ねる