授業報告 2019博物館コミュニケーション特論 III 第5回 10月30日

今回の授業では、宇都さんが司会を務め、「マンモススマホリング」「恐竜石鹸」「植物標本コースター」「植物レターセット」「トートバック」「定規」の6つに絞られたミュージアムグッズ案を更に2つに絞ることを目標に話し合った。そのために受講生がそれぞれ実現可能性のために調べてきたことを共有した。商品のデザイン、素材、価格、包装について重点を置いた情報共有であった。
最終的に案を絞るために、購入したいグッズと制作したいグッズに分けて投票を行った。購入したいグッズとして最も投票数が多かったのはトートバックで、制作したいグッズは植物コースターであった。この結果で残念ながらマンモスのスマホリングは制作しないことになり、恐竜の石鹸は開発に向けて不透明な部分を明らかにしたのち、開発するかどうか決断することになった。人数配分的にこのままの数では厳しいため、さらに絞り込みが行われる可能性があるだろう。
今回は実現可能性を探ることで、大きな壁にぶつかることを実感したメンバーも多かったように思う。次回は解説書を含めた詳細な内容を詰めてくることになっている。加えて、11月27日ごろに開催される博物館関係者に向けてのプレゼンのために少しずつ動き始めることになるだろう。
長澤愛美(大学院農学院 環境フロンティアコース森林資源利用学ユニット樹木生物学研究室修士1年)