授業報告 2019博物館コミュニケーション特論 III 第4回 10月23日

第四回の講義では、自身の企画をアピールしたい受講生がプレゼンを行った。アインシュタインドーム・タペストリー、138億年定規、スマホリングなど合わせて10件の企画案が挙がった。企画者がグッズの開発理由について、コンセプト、デザイン、ターゲットなどの点からアピールした。様々な専攻から集まった受講生たちが、受講生自身が欲しいものをという視点からも、改善案も含めて質疑応答して意見交換した。複数候補への投票の結果、「カムイザウルスの石鹼」、「植物標本コースター」、「植物標本レターセット」、「スマホリング」の案が注目された。「モバイルバッテリー」や「キャンパスマップのトートバッグと缶バッジ」などは票数が少ないが、可能性も残される。来週の授業までに、取り組みたいグループに分かれて、制作会社や価格を調査し、グッズ開発の実現性や具体的案を検討することになった。
この授業では、私にとっては初めて商品開発の流れに参加することになる。真剣に取り組めば、きっと今後の仕事にも利用できる経験を学ぶことができる。この先はまだ市場調査、解説書や包装の検討、企画書作成、制作会社の選定・価格の確定など取り組むべき課題は多いが、みんなの力を合わせて難関を突破していくのが楽しみである。

陳思汛(農学院 生物生産工学環境資源学専攻)