授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第12回 7月5日

第12回目の講義では、イベント当日に行う「建物についての解説」・「ガイドツアー」・「視点の共有」についてそれぞれ詳細を詰めた。
「建物についての解説」については、調査班と取材班が作成したスライドと原稿の内容を改善した。限られた時間の中で必要な情報の要点をまとめ、わかりやすく伝えることが求められる。
「ガイドツアー」については、先週雲中君と遠藤さんが作成した順路を実際に巡って確認・修正し、また、班分けを行った。その中で、ツアーの原稿に含まれているがすべて説明していると時間が足りなくなってしまう問題や、各スポットでの分量が違うためツアーを行ったときに前の班が終わるのを待つ時間が出てきてしまう懸念などが新たに見つかった。原稿をブラッシュアップし、また、当日の時間調整を図るため班ごとに練習をして経過時間をあらかじめ測っておくなど、次の講義での最終確認のリハーサル時にスムーズに動けるよう準備をしていく。
「視点の共有」については、ほとんど決まっていなかった全体の流れを決めることができた。
いよいよ第一回目のイベント開催日まで1週間を切り、参加者も着々と集まってきている。私たちは、参加者の方々にイベントを通して何を持って帰っていただきたいか、それを達成するためのより良い場を創るには、当日どのように働きかけていくべきか、常々考えていく必要がある。
(理学院自然史科学専攻修士1年 安藤瑞帆)


5班に分かれてのツアーのルートを確認


各ポイントで解説する内容をチェック


階段にも解説ポイントがある


参加者の皆さまをこの11名がお迎えします