授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第10回 11月29日

先週は雪が降っていたが、今週は雨が降る中、第10回の授業が行われた。先週の授業で2班に絞られた鉱石キャンドルとマスキングテープのそれぞれ班から、博物館の先生方やショップの関係者に提示する企画書の第一稿が提出された。マスキングテープ班は、実施したたアンケートを基にデザイン案をブラッシュアップさせたものを何種類か提示した。鉱石キャンドル班は市販されている鉱石キャンドルの市場調査を行うことで、世の中では実際の鉱物を正確に再現した鉱物キャンドルはあまり売られていないことを確認した。企画書を叩き台にして議論した後、出た意見を基に企画書をより良いものにするためお互いの班でそれぞれ話し合った。具体的に企画書を作成することにより、2班とも商品化への具体的な道筋が見えてきた。次回の授業ではよりパワーアップした企画書を持ち寄って読み合わせを行い、検討を重ねることで、企画書のビルドアップを目指す。

古川貴祥(総合化学院 分子化学コース 反応解析学講座 修士1年)


パッケージ案のサンプルも提示したキャンドル班


複数のデザイン案も企画書に盛り込んだマステ班