授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第6回 11月1日

第6回目となる今回の授業では、3つの班が新たに練り直したグッズの企画案を発表し、受講者全員で意見を出し合った。グッズのコンセプトごとに分かれた各班は、例えば「展示物を家に持ち帰れるような商品」というような、それぞれのコンセプトを叶えるグッズ案を作成してきた。それに対して、他の受講者から、「価格はどうするのか?」、「どこまでデザインにこだわることができるのか?」など、活発に意見が投げかけられた。また、「実際にこのグッズを買うのか、買うとすればどんな人か」という話題で議論が盛り上がった。また、湯浅先生からは、地域限定の市販ノートを例に、ノウハウを持っている既製品の制作会社と組むという方法を紹介していただいた。そして、今後は詳細を詰めるために業者への問い合わせを始めていく必要があること、自分たちだけではなく授業外の周囲の人に意見を聞くことなどのアドバイスをいただいた。授業の最後では、今回提案された企画をより具体的に検討していくために、新たな班を再編した。次回の授業ではこの班ごとに検討結果を報告し、実際に商品化をめざすグッズ案を絞り込む予定である。
青木 彩峰(文学研究科 北方文化論講座 修士1年)


司会の古川くんが今日の進行を提案・確認する


各班からの新たな企画書


検討を経て班の配属を再検討