授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第4回 10月18日

今回の授業では受講生それぞれがミュージアムグッズの企画書を持ち寄り、発表をして意見を出し合った。この授業では司会も学生が順番に務めている。司会者が発表者を指名し、5分程度のプレゼンテーションの後に質疑応答する形で進められた。限られた時間ではあったが、改善点を含んだ意見や発表された企画案から派生した新しいグッズの案も出されるなど、実りのある時間になった。以前お気に入りのグッズを各自が紹介した際には、ガチャポン好きが多いという共通点が見られたが、今回の企画案ではそれぞれが全く異なるグッズを提案したところが印象的であった。また、試作品を制作してきた受講生もおり、この講義にかける意気込みが強く感じられた。
今回の授業を通して製作するグッズの形が少しずつ浮かび上がってきた。様々な意見が飛び交う点も非常に楽しい。しかしながら、未だコンセプトなどは決まっていないため、次回の授業ではより踏み込んだ内容の話し合いを行い具体像を固めていく必要があると感じる。
東出崇志(工学院 環境フィールド工学専攻 修士1年)


試作品を提示してプレゼンする学生も