授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第13回 7月12日

イベント前の最後の授業となる今回は、当日に向けた細かな作業や確認が中心となった。

はじめに今回の授業までの間に各自が分担して行った作業の報告を行った後、当日の説明に用いるスライドを確認し、改善点を指摘しあった。4月から続く授業も終盤に入り、作業の進捗を共有した上で気づいた点を指摘することに関しては、スムーズな議論や決定を行うことができるようになったと思う。その後、イベント当日の各メンバーの配置や動き、会場設営、必要な物品、参加者への重要なアナウンスなどを確認した。本番の状況を想定しての細かな準備は予想以上に難しく、自分の考えの及ばなかった視点からの注意点や提案が出てくるたびに、自分の経験や考えの浅さやイベント運営の難しさを痛感することとなった。また、今回の授業では、前日リハーサルで行う事柄も確認した。この日の作業には、全体の流れの確認はもちろん、展示解説のプランの確認や印刷物の準備なども含まれている。

イベントまでの残りの日数はわずかとなった。追加の準備やリハーサル、そして当日と忙しく気の抜けない毎日となるだろう。最後まで互いに気付いた点を指摘しあい、改善するところは改善し、楽しく有意義なイベントになるよう全力で取り組みたい。

(文学研究科修士一年 神田いずみ)

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当日の会場となる教室で最終確認作業を進める