授業報告　博物館コミュニケーション特論 I　第9回　6月15日

6月14日のプレゼンを終え、企画も無事に承認された。
本日の授業では、当初は、植物の採取ルートに沿ってフィールドワークを行う予定であったが、雨天のため次週に延期した。そこで、企画開催に向けて準備すべきことを明確にし、それぞれに担当者を2名ほど割り当て、スケジュールを決定した。具体的には以下の項目が挙げられた。

・参加者の募集等で用いるGmailアカウントの取得
・宣伝用のビラ作成
・北大総合博物館のFacebook・HPに掲載していただく文章の作成
・採取する植物およびルートの確認のためのフィールドワーク
・植物への理解を深めるために関連書籍で勉強し、高橋英樹先生にご指導いただき、6月24日の北大エコキャンパス会へ参加すること
・購入物品のリスト作成
・企画の評価に用いるアンケート項目の決定
・展示物の試作

上記の上から3つに関しては早急な準備が必要であるため、すでに着手しており、近日中には参加者の募集が開始される見込みである。7月12日となった募集締め切りまでに、多くの方から問い合わせがくることを期待したい。これら以外の項目に関しても、担当者を中心に期日までに随時取り組んでいくこととなった。

授業の終盤では企画名とチーム分けについても決定した。仮称となっていた企画名は「学芸員まるごと体験ツアー in 北大総合博物館～北大生と一緒に展示を作ろう！」になった。これまでよりコンパクトにまとめ、見た人がイメージを膨らませやすいように一部表記をひらがなに変更した点がポイントである。チーム分けは前回の授業で話し合われたミュージアムグッズである缶バッジの種別をもとに行い、キツネ・ヒグマ・モモンガ・タンチョウの4チームに分かれて行動することに決まった。

来週の授業ではフィールドワークに加え、冒頭部分で昨年の本講義受講者をお招きして30分ほどの博物館見学ツアーを行ってもらう。当日の内容には館内見学も含まれているため、この機会を利用し解説のポイントを掴みたいところである。また、フィールドワークでは採集する樹木を決定するなど、当日に向け着実に成果を積み重ねたい。

（工学院環境フィールド工学専攻　1年　東出崇志）

博物館の会議で企画をプレゼンし、実施の了承を得た　　議論が進み、スケジュールと分担が確定した