授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第9回 11月30日

今回の授業では、まず、ゲストの山下俊介先生(博物館・映像資料学)に、この秋に2ヶ月滞在された台湾の大学や博物館でのグッズ開発事例をご紹介いただき、質疑応答した。その後、各班が企画書案の提出と説明を行い、全体で意見交換した。ハンドタオル班は3つのタイプ「さかな」「むし」「はかせ」のデザインを発表した。デザインの説明は添付の別紙で行う予定である。トランプ班は使用する絵柄として雪の結晶を検討している。結晶をどのように絵柄として載せるか、他の分野の標本とするかが今後の課題である。USB班は立体的(2.5次元)のデザインを提案した。 デスモスチルスの頭部が蓋となっていることが特徴である。コスト次第ではメモリ表面に絵を印刷したものに変更する可能性がある。トートバッグ班は道内に生息する動物のシルエットをあしらったデザインを提示した。別売りの缶バッジをシルエット部分に留めるという使い方を提案した。いずれの班も、企画書については、アピールポイントの記述を洗練させ、書体や文体の統一、提示する項目の並びにも留意して、ブラッシュアップしていく。最終的な企画書の提出は12月9日となった。
(理学院修士1年 佐藤駿哉)

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ゲストの山下先生から台湾の大学や博物館でのグッズ開発事例をご説明いただく