生体展示「小さなちいさな哺乳類 トガリネズミ」

生体展示「小さなちいさな哺乳類 トガリネズミ」

トウキョウトガリネズミは、全長約70㎜、体重約2gの世界最小級の哺乳類です。北米のアラスカからノルウェーまで北極圏を含む北方圏に広く生息するチビトガリネズミの亜種で、国内では北海道でしか確認されておらず、絶滅危惧種のためほとんど一般の目に触れることはありません。この他に北海道にはオオアシトガリネズミ、エゾトガリネズミとヒメトガリネズミの合計4種のトガリネズミが生息しております。

本展示では、生きたトガリネズミ4種を展示するとともに、今までに解明された生態や進化の一端をパネルや映像で紹介し、この興味深い動物の将来の研究と保護への理解を深めていただくことを期待しています。また今回は南方系のトガリネズミの仲間であるジャコウネズミも展示しました。南と北のトガリネズミの違いなども理解していただけたらとおもいます。

 

会期:2020年10月27日(火)~12月20日(日)
会場:総合博物館 1階 北極域研究センター展示室

 

皆様のご来館をお待ちしております。

 

 

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【お問合せ】
北海道大学総合博物館 TEL011-706-2658