【4月14日開催】第1回土曜市民セミナー「明らかな減少・劣化を示す高山植生について 何ができるか~アポイ岳の場合~」


イベント詳細

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過去30 ~ 40 年の間に、アポイ岳や礼文島では、高山植生の面積が顕著に減少しており、その原因として地球温暖化などが指摘されています。アポイ岳では、極めて希少な高山植物から構成される高山草原が普通種からなるハイマツ低木林やキタゴヨウ林に置き換わっています。それに対して、自然の推移(遷移)にまかせるべきという考えも生じますが、私たちの財産である多数の希少種(絶滅危惧種)とそれらを包含する高山草原を失わないためには、何ができるかを科学的に検討しなければなりません。一昨年度に設置された「アポイ岳環境科学委員会」によるハイマツ除去試験など、アポイ岳における最近の動きを紹介します。

 

 

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