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活動報告

 

「札幌圏のセミを知ろう」 テーリング 2012
2-5. セミの声を聞こうin北大

 

(1)実施機関

北海道大学、小樽市総合博物館

(2)日時・場所

2012年8月14日(火曜日)16:00~18:00 ・ 北海道大学構内

(3)参加者数

5名

(4)活動概要

  1. 総合博物館前に集合し、農学部とクラーク会館の間にあるローンを経て、クラーク会館裏を散策し、サクシュコトニ川沿いを歩いてから総合博物館へ戻ってきた。
  2.  
  3. 農学部とクラーク会館の間にあるローンでは、ハルニレの木の枝や葉にアブラゼミの抜け殻を見つけることができ、その根元には幼虫が地面から出てきた穴も観察できた。また、カメムシやアブラムシを観察して、セミとの共通点について学んだ。 
  4. クラーク会館裏ではアブラゼミの成虫(雌)を見ることができ、またシラカンバの幹からは抜け殻も見つかった。 
  5. サクシュコトニ川沿いでは、セミの鳴き声は聞こえず、抜け殻も見つけられなかった。

(4)参加者の声

本活動に関しての告知期間が短かったが、前回の活動より若干参加者が増えた。本活動では残念ながらセミの鳴き声を聞くことができなかったが、参加者はアブラゼミの抜殻、アブラゼミ幼虫が地面から出てきた穴、さらにはアブラゼミ成虫も観察することができた。アブラゼミの幼虫から成虫までを観察することができたことは、参加者にとって非常に有意義な体験であり、セミへの関心を高めることにつながったと思う。また、カメムシやアブラムシの観察を通じてセミとの共通点について学んだことも、参加者にとっては広い視点からセミついて理解することにつながったと思う。