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活動報告

 

青少年のための科学の祭典 清田大会

 

(1)実施機関

北海道科学活動ネットワーク、北海道大学、札幌市博物館活動センター、日本クマネットワーク

(2)日時・場所

2012年11月10日(土曜日)・北海道札幌平岡高等学校

(3)参加者数

ブースへの参加人数は、47人

(4)活動概要

2012年10月14日に、札幌市東区栄新和町内会館にて実施された科学の祭典札幌東地区大会に、本事業の紹介とトランクキット体験ためのブース出展をした。科学系博物館・図書館の連携による実物科学教育の推進 〜CISE (Community for Intermediation of Science Education)ネットの構築〜(以後、CISEネットと略する。)としての出展内容としては、下記の通りである。

 1. ヒグマトランクキット(日本クマネットワーク)
ヒグマトランクキットとは、日本クマネットワークが作成したクマと人の共存に向けてより多くの人々にクマに関する正しい知識を持っていただくために開発した教材キットである。
本ブースでは、ヒグマの実物の毛皮を使った着ぐるみ着用体験、実物の頭骨を使いヒグマとオオカミ(レプリカ)の比較、生まれたばかりの子グマと春に穴から出てくる子ゴマの実際の大きさのぬいぐるみを使ってヒグマの生態について説明を行った。
 2. ミュージアムBOX 札幌の自然を知ろうの展示
札幌市博物館活動センターが貸し出し用教材セットとして開発した「ミュージアムBOX・動物の成長を比べてみよう,札幌でみられる木の実」を展示した。
これらのセットは、透明プラスチックに実物を封じこめさまざまな角度から観察が可能である。

(4)参加者の声

今回の科学の祭典は高校が会場であったが、主催者が周辺の小学校を中心にチラシやポスターの配布をしてくれたこともあり多数の小学生が来場した。今回は、講師役となった学生のヒグマトランクキットの説明を熱心に聞いてもらい、この体験をきっかけとして自然に生息するヒグマへの理解が深まった。また、札幌市博物館活動センターが貸し出し用教材セットについても関心が高く多くの方が手に取ってじっくり観察していた。

 

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