日 時 : 7月26日(土) 10:00~16:00
場 所 : 北海道大学総合博物館 共同研究室
講 師 : 守屋豊人(北海道大学大埋蔵文化財調査室 室員)
対 象 : 木製品中級の修了者、前年度までの木製品上級の修了者
定 員 : 10名
持ち物 : 筆記用具(シャープペンシル2H、消しゴムなど)
締 切 : 7月11日(金)7月18日(金)必着 ←締切を延長しました
初級・中級でおこなった木製品観察を踏まえて、本講座では、観察結果を「実測図」として残す方法を学ぶこと、遺跡出土の木製品を実際に手にとって「実測図」を作成することといった実践をおこないます。
木製品の観察は、輪郭、断面形態などを計測して、その計測結果を方眼紙などに実物大の「実測図」として表現、記録します。それらは、博物館などでよくおこなわれている観察記録方法の一つといえるでしょう。
後世に資料情報を受け渡すこととなる「実測図」は、木製品の実測図を作成するための約束事を理解しなくてはならないため、まず、その説明を講師がおこない、その後、各受講生が対象とする木製品の観察をおこない、定規などの道具を使ってその木製品を計測し、実際に方眼紙上に筆記具で図化することとなります。
観察結果の記録方法を、実践をとおして具体的に学ぶことによって、分類をおこなう上で重要である観察方法をさらに深めることが期待できます。
また、上記の観察結果記録は、すぐにその方法を習得できる場合もありますが、よりよく、より早くその記録をおこなうためには、様々な木製品の観察およびその実測図の作成を繰り返しおこなう必要があります。
7月11日(金)7月18日(金)必着で、北海道大学総合博物館(〒060-0810札幌市北区北10条西8丁目)まで往復はがきでお申し込みください。
※往復はがきの往信裏面には、「遺跡出土物遺物:木製品上級パラタクソノミスト養成講座7月26日開催分」と明記し
また、返信の宛名面に返信用住所氏名をお書きください。
はがきは必ず1講座につき1枚、1人につき1枚お送りください。
※応募者多数の場合は選考・抽選により決定させていただきます。
CISEネット関連事業 / PATNET連携事業