【9月10日開催】 バイオミメティクス市民セミナー (第57回) −『NanoSuit®法によるリアルな生物表面観察』

バイオミメティクス市民セミナー(第57回)

『NanoSuit®法によるリアルな生物表面観察』

が開催されます。 

私たちは、ショウジョウバエ幼虫などが体表にもつ粘性物質に、電子線またはプラズマ照射することで得られるナノ薄膜が、超高真空下でも体内の水分やガスの放出を抑制する表面保護効果を生みだすことを見いだし、生きたまま電子顕微鏡観察に適用することに成功しました (NanoSuit®法)。 本手法を用い、多様な生物の生きた状態での微細構造やその機能を解明できれば、生物学、農学や医学などの生命科学分野での発展のみならず、近年世界的に注目されているバイオミメティクス(生物模倣技術)をはじめとする「ものづくり」の分野へも大きく貢献できると考えています。

ポスター(PDF

20160910_01

日時

2016年910日(土)14:00 〜 16:00

講師

高久 康春(浜松医科大学 医学部 総合人間科学 特任助教)

会場

紀伊國屋書店札幌本店 / 1階インナーガーデン 札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル

主催

北海道大学総合博物館

共催

科学研究費 新学術領域「生物規範工学」・高分子学会北海道支部

協賛

千歳科学技術大学バイオミメティクス研究センター