【12月5日開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第48回) −「骨粗鬆症の病態から学ぶ強い骨の構造と質」

バイオミメティクス市民セミナー(第48回)

「骨粗鬆症の病態から学ぶ強い骨の構造と質」

が開催されます。 

 骨粗鬆症は、骨密度の低下と骨組織の微細構造や質に異常をきたし、骨強度の低下を招きます。

その結果、骨折が起きやすくなり、いわゆる老人の寝たきり状態を生み出す原因となっています。

骨粗鬆症の原因には、加齢、性ホルモン分泌の減少、糖尿病、腎臓病、喫煙など様々なものがあげられます。

骨強度は70%が骨密度、残りの30%が骨質によるものと考えられています。

これまで私たちは、光を使った計測技術を用いて骨質の研究を行い、骨粗鬆症の原因によって骨質が異なることを示してきました。

今回の講座では、原因の異なる骨粗鬆症の構造と骨質を示しながら、強い骨と骨の健康について考えて行きたいと思います。

ポスター(PDF

日時

2015年12月 5日(土) 13:30 〜 15:30

講師

木村-須田 廣美

(千歳科学技術大学理工学部応用化学生物学科 教授)

会場

北海道大学学術交流会館/第3会議室(札幌市北区北8条西5丁目)