【6月4日開催】 バイオミメティクス市民セミナー (第54回) −「環境によって変幻自在に姿を変える昆虫たち」

バイオミメティクス市民セミナー(第54回)

「環境によって変幻自在に姿を変える昆虫たち」

が開催されます。 

脚が3対6本で、翅が2対4枚。

これが昆虫類の体のつくりの基本です。

しかし、これは種により実に多様で、さらに同種であっても環境条件によって、様々に姿かたちを変えてしまうものもいます。

これは「表現型可塑性」という生物が皆持っている環境による柔軟性をうまく利用して、環境に適した形に変化させる仕組みを進化的に獲得しているからなのです。

同種であっても巣の中にソルジャーやワーカーが存在するシロアリやアリ、幼虫のときの餌条件によって大顎の大きさをダイナミックに変化させるクワガタムシなど、昆虫たちがいかにして環境に適応しているのかを紹介します。


ポスター(PDF

日時

2016年6月4日(土) 13:30 〜 15:30

 

講師

三浦 徹

(北海道大学 大学院地球環境科学研究院 准教授)

会場

北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟/W102 札幌市北区北9条西7丁目

主催

北海道大学総合博物館

共 催

科学研究費 新学術領域「生物規範工学」

協賛

高分子学会北海道支部
千歳科学技術大学バイオミメティクス研究センター