受講生の映像作品 博物館コミュニケーション特論II 基礎からわかる映像表現

受講生による映像作品

来館者が博物館に入った時、最初に目にするウェルカムモニター。

受講生は、このモニターで上映する「北大総合博物館」をテーマにした1分間の映像作品を博物館コミュニケーション特論IIの授業の中で制作しました。ここでは、ウェブサイトでもご覧いただけるように受講生が制作した映像9作品を
アレンジしました。


小松 美由起 (理学院  自然史科学専攻  修士課程)

世代をつなぐ博物館コミュニケーション

デスモスチルス「紙の標本」作製者のインタビューを通じて、「学生の想いが博物館と子どもたちをつないでいく」ことを伝える。


 


石川 暁登 ( 理学院  自然史科学専攻  修士課程)

北海道大学総合博物館〜北大130年の歴史と成果〜

北大総合博物館が所蔵する約400万点もの学術標本と、それらを積み上げてきた北大130年の歴史を紹介する。


 


?原 彩 ( 文学研究科 言語文学専攻 修士課程)

We’re always looking for something NEW!

ミニチュア感を出すことを目指し、世界を視点を変えて捉えることで新しい発見ができ、発見は博物館にあるというメッセージを込めた。


 


安藤 匠平 (理学部)

Welcome to Hokkaido University Museum!

来館者がウェルカムモニターに目をやるはほんの数秒であると考え、どこで切っても興味を引くようにテンポよく場面を切り替える視覚的な面白さ、かっ こよさを重視しました。各カットはそれぞれ絵になり目を引くものを選んだつもりです。展示カテゴリや色彩に偏りが出ないようにも配慮しました。「なにやら 面白いものがたくさんありそうだな」と思っていただくことができれば成功かなと思っています。 作業するうえではBGMなしでテンポの良さを表現すること に少し手間取りました。部分部分で見ても面白いよう配慮する一方で、全体を通しても飽きがこないように緩急をつけられたと思います。音楽的な映像を心がけ ました。細かいカットでは手振れを入れたかったので、三脚も使わず静画も使いませんでした。「ロゴを使った遊びを入れる」「テ

ンポよく細かいカットを切り替えていく」「マチカネワニ骨格を移動しながら撮る」「部屋をぐるりと見回しながらフェードで別の部屋に切り替えていく」。今見直すと細かい修正をしたくなる点もありますが、概ね狙い通りのものができたと思います。

イチオシは開始時に左奥のほうに飛び去ってゆく鳥と、マチカネワニです。


 


冨岡 森理 (理学院  自然史科学専攻  修士課程)

Museumense

館内に展示されている生物標本を紹介しています.「これは何だろう?」と館内を探してみたくなるような映像を目指しました。


 


會場 健大 (理学院  自然史科学専攻  修士課程)

北大博物館に行ってみよう! 〜北大正門から博物館までの道案内〜

札幌駅にもいちばん近い北大正門から博物館までの道のりを、道中の代表的なスポットを紹介しつつ案内。BGMはフリー音楽素材MusMusさんから。


 


島 侑奈 (理学院  宇宙理学専攻  修士課程)

博物館がつなぐ「モノ」「コト」「ヒト」

歴史的な風格をもち趣のある博物館の姿を伝えると同時に、「開かれた」博物館として外部とのつながりや歴史を未来へつなぐ教育の場としての一面を表現しました。


 


三嶋 渉 (理学部)
不思議発見!北大総合博物館

一度博物館を回ったかのようにし、見学を追体験とさせ、展示物をよく見ておもしろさを見つけて欲しいということを狙い作成した。


大鳥居 都姫 (文学部 人文科学科)

何かな何かな?

博物館の展示物の一部をアップで撮ったモノクロの映像をどんどん引いていき、何の映像であるかがわかっていくという構成である。