シラバス 博物館コミュニケーション特論II

 科目名:博物館コミュニケーション特論II

 

映像表現 夏の陣(大学院共通授業科目)

 

博物館における映像表現(理学院専門科目)

この講義は、総合博物館が行うミュージアムマイスターコース認定科目となっており、学部生はマイスターコースへ登録後受講が可能となる。

 

担当教員:藤田良治(総合博物館)  fujita*museum.hokudai.ac.jp

 

湯浅万紀子(総合博物館)  m-yuasa*museum.hokudai.ac.jp

 

*を@に変更してください。

 

授業の目標:博物館活動と映像は親和性が高く、展示や研究、教育など多くの場面で活用されている。本講義では、今後さらに需要が増すであろう映像コンテンツの制作方法を学ぶことにより、自らのイメージを文章や図表とは異なった媒体で表現する手法を学ぶ。

 

到達目標:博物館に関する映像を制作することにより、学生一人一人が映像制作のプロセスを学びスキルを身につける。映像を作るスキルの基礎となる企画力や取材時のマナーについても学ぶ。

 

授業では、お互いの映像作品を評価し合い、自らが伝えるべきメッセージを的確に伝えられる映像表現ができるようにする。最終的な成果物となる映像作品は、北海道大学総合博物館の入り口正面に設置されたウェルカムモニターで1ヶ月間上映される。

 

授業計画:総合博物館をテーマに、映像制作の企画立案を行なう。5910日ガイダンスを受け、9月下旬の集中講義時に情報基盤センターに設置された端末で映像編集を行なう。映像編集は、Windowsに付属するアプリケーションWindows Live Movie Makerを予定している。撮影や編集のスキルは、基礎的なレベルとなっている。各自1作品を制作し、完成した映像作品をお互いに評価し合うことで、質の高いメッセージ性のある映像作品を制作する。なお、5月のガイダンスは集中講義の一部と位置づけており5910日昼休みのどちらか一方には必ず出席すること。

 

1.   5月のガイダンスに出席する。

 

59日(木)昼休み、10日(木)昼休み、の1回(総合博物館2階 共同研究室)

 

2.   611日(火)10:00までに博物館のウェルカムモニターで上映する1分程度の映像作品を自分なりにプランニングし、A41枚のレポートとして提出する。博物館での展示や活動などをテーマとすること。昨年の作品は総合博物館のWebサイトから参照できる。「博物館コミュニケーション特論」で検索。

 

(ア)            レポートの内容

 

    •    制作のねらい

 

    •    ストーリー

 

    •    必要な映像素材、撮影すべき対象

 

(イ)            提出先:藤田、湯浅へメールで添付し送ること。

 

2.  924日(火)から始まる授業までに各自撮影を行ない、映像素材を集めておく。

 

3.   924日(火)から26日(木)10時〜16時 ※27日(金)は予備日とする。

 

情報基盤センター2201 ※人数によっては教室の変更の可能性あり

 

4.   完成した映像作品は、YouTubeで公開することを予定しており、優秀作品は博物館のウェルカムモニターで上映する。

 

準備学習:5910日昼休みのガイダンス時に映像作品を制作するために必要な基本的な技法、ストーリーの組み立て方を学び、課題として集中講義に必要な映像素材を撮影する。これらの講義や課題を受けて9月の講義に臨むため、予習は欠かせない。映像素材の撮影には、おおよそ3時間程度要する。

 

講義の中で制作した映像作品は、総合博物館入り口のウェルカムモニターでの上映を行い、評価する。

 

成績評価:出席率、企画・立案力、発想力、マネジメント能力、最終的なアウトプットとして提出された映像作品によって総合的に評価する。

 

準備するもの:

 

・講義では動画を扱った授業を行なうため、動画の記録できるビデオカメラやデジタルカメラなどを持参すること。

 

ELMSIDを取得しておくこと。

 

 2012年度の映像作品