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札幌農学校第2農場

概要

札幌農学校第2農場

明治9年に開校した札幌農学校(現北海道大学)は、W.S.クラークの指導によって開校とほぼ同時に広大な農場を開き、北海道への移住者に未経験の近代的な大規模有畜農業を採り入れる拠点を作りました。

このクラーク構想は、マサチューセッツ農科大学での教え子であるW.P.ブルックスらに引き継がれ、北海道開拓に適する作物や農機具の輸入と選定、栽培や経営法の指導を行って北海道農法の構築に貢献しました。

ここ札幌農学校第2農場は、明治10年に建設されたW. ホイラー設計の模範家畜房、W.P.ブルックスが設計した穀物庫を中心とした一連の畜産経営の施設を備えて、一軒の畜産農家を模した実績・模範農場として発足しました。

それらの農場施設はバルーン・フレーム(風船構造)と言われる建築様式で、当時のアメリカの中世部の開拓地に広まった軽木骨造りの実用的な建物。特に模範家畜房は1階が家畜舎、広々した2階は干草置場となっており、北海道の風土に合った酪農業を進めるためのモデルでもありました。

また、大正元年に建設された緑飼貯蔵庫は道内最古のサイロと伝えられ、他の施設とともに当時の酪農経営の形態を知る上で大変貴重な建築物となっています。

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