活動報告

 

サケ・サイエンステーリング「サケになって動物園を歩こう(夏編)」

 

（１）実施機関

★札幌市円山動物園、札幌市豊平川さけ科学館、北海道大学

（２）日時・場所

2014年6月21日(土)　13：30～16：00　・　札幌市豊平川さけ科学館

（３）参加者数

10名

（４）活動概要

　サケ・サイエンステーリングの第１回として、札幌市円山動物園を会場に実施した。
　まず、動物園センターにて、円山動物園の朝倉卓也さんより、CISEネットワークの取組について、本日のプログラムのねらいとスケジュールについての紹介があった。参加者全員に今回のワークシートを配布するとともに、サケハットを配布した後、西岡公園の有賀　望さんより、サケトランクキットを使ってサケの形態および生活史に関しての解説があった。
　解説終了後、動物園センターから猛禽舎前まで移動した。そこで、朝倉さんよりオジロワシやオオワシの生態について、有賀さんより遡上して産卵後のサケ（ホッチャレ）の猛禽類による利用やサケの一生についての解説があった。
　次に海獣舎まで移動して、アザラシの様子を見学するとともに朝倉さんからアザラシの生態についての説明があり、有賀さんより海での食物連鎖の話があった。
　その後、エゾヒグマ舎へ移動して、朝倉さんよりヒグマの生態についての説明を受けたのちに、ヒグマがサケを食べている様子を見学した。 　最後に、近くの芝生の広場へ移動した。そこで、有賀さんより陸上の動物によって食べられることにより海の栄養分が森に還元される仕組みについての解説があった。