タイトル


活動報告

 

岩石パラタクソノミスト養成講座(上級)

 

(1)実施機関

北海道大学

(2)日時・場所

2014年1月25日(土)~26日(日) 10:00~16:30 ・ 北大総合博物館 研磨室・光学室

(3)参加者数

9名

(4)活動概要

スケジュール
25日(土)

10:00~10:10 講座開講の挨拶、講師の自己紹介、受講生の自己紹介、スケジュールの説明
10:10~12:30 岩石薄片の作成についての講義ののち、岩石試料の切断・研磨実習
12:30~13:30 昼休憩
13:30~14:45 マグマ科学についての講義
14:45~16:30 火成岩の偏光顕微鏡観察

26日(日)
10:00~12:30 閉講式、アンケート
12:30~13:30 昼休憩
13:30~14:45 岩石の変形構造についての講義
14:45~16:15 自分の薄片や変成岩の偏光顕微鏡観察
           変形構造の観察およびその考察
16:15~16:30 閉講式、アンケート

講義内容
1日目
<午前>

  午前は岩石薄片作成についての簡単な講義を行い、研磨室で皆さんが持ち寄った試料を切断・整形して、プレパラート貼り付け面の仕上げ研磨を行いました。最後に、岩石中の水分を飛ばすために乾燥させたのち、試料をプレパラートに樹脂で貼り付けて午前は終了としました。

<午後>

  午後は岩石の形成、特にマグマ科学についての講義を行ったのち、こちらで準備した火成岩試料の偏光顕微鏡観察を行い、偏光顕微鏡の基本的操作の確認と鉱物の確認等を行いました。

2日目
<午前>

  午前中は昨日貼り付けた岩石試料を薄くしていく作業を行いました。カッターで切断したのち、粗研磨を軽く行い、顕微鏡で確認しつつ仕上げ研磨をしていきました。この作業で岩石薄片試料を完成としました。

<午後>
  変成岩の変形構造についての講義を行い、それを踏まえて変成岩の変形構造を実際に偏光顕微鏡で観察を行い、それについて考察しました。また、自分の試料についても同様に観察し、鉱物の確認等を行いました。


1   2