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活動報告

 

サケ・サイエンステーリング「石狩湾岸サケをめぐるバスツアー

 

(1)実施機関

いしかり砂丘の風資料館、石狩浜海浜植物保護センター、札幌市博物館活動センター、小樽市総合博物館、北海道大学

(2)日時・場所

2014年10月18日(土) 8:45~16:00 ・ 石狩市内各所、札幌市

(3)参加者数

28名

(4)活動概要

 石狩湾自然史ネットワーク(いしかり砂丘の風資料館、石狩浜海浜植物保護センター、札幌市博物館活動センター、小樽市総合博物館)事業として実施し、サケと人との繋がりを意識した観察会を行った。

  【観察地】
   ①定置網観察(厚田区青島)
現代の鮭の捕獲漁法を実際に観察しながら、網の構造をはじめ、サケの回遊の性質を活かした網にかかる仕組みを学んだ。
   ②さけ2次ふ化施設(厚田キャンプ場内「牧佐内川(厚田川支流)」)
牧佐内川に設置された2次ふ化施設を見学し、当施設から放流される鮭の稚魚は、京極町でふ化・飼育されたものであることや、日本における鮭のふ化養殖技術の歴史を学んだ。
   ③遡上観察(厚田キャンプ場内「牧佐内川(厚田川支流)」、星観公園内「星置川」)
サケのダイナミックな遡上を観察するとともに、サケが産卵場は、湧水がある所であることや、ホッチャレが自然界に果たす役割などを学んだ。
   ④鮭の文化、歴史を学ぶ(いしかり砂丘の風資料館、石狩弁天社、石狩紅葉山49号遺跡)
人々がサケとともに歩んできた歴史や文化について学を深めた。具体的には、古代のサケ漁について紅葉山49号遺跡やいしかり砂丘の風資料館で学んだ。また、江戸時代に海上での安全や豊漁を祈願し建設された弁天社についても地元のボランティアガイドの協力を得ながら学んだ。

 

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