活動報告

 

ヒグマテーリングin 札幌市円山動物園

 

（１）実施機関

札幌市円山動物園、北海道大学、日本クマネットワーク

（２）日時・場所

2013年2月24日（日曜日）　13:30～15:00　・　札幌市円山動物園

（３）参加者数

42人

（４）活動概要

　ヒグマってどんな動物？（冬編）として、札幌市円山動物園のエゾシカオオカミ舎とエゾヒグマ館にて実施した。
　まず、エゾシカ・オオカミ舎にて、北海道大学大学院獣医学部教授の坪田敏男先生より、冬眠のメカニズムや出産や植生などクマの生態についてのお話をしていただいた。その後、エゾヒグマ館に入り、ヒグマの放飼場やバックヤードの見学を行い、札幌市円山動物園の飼育員である足利真宏さんより飼育下のヒグマについての解説があった。最後に、エゾシカ・オオカミ舎に戻ってから参加者からの質問に答えてもらうとともに、ヒグマトランクキットの中味についての説明があった。

（5）参加者の声

　坪田先生のクマについて、クマの冬眠メカニズムについて生態学および生理学的な研究成果を分かりやすく説明していただき、多くの方が興味深く聞いていただけた。その後、実際に飼育している生きているヒグマや放飼場を見学してもらうことで、より参加者に見識を深めることができるなど、大学の研究者と飼育の専門家が連携した内容のプログラムとなった。