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活動報告

 

鉱床・岩石パラタクソノミスト養成講座(初級)in北広島

 

(1)実施機関

北広島市教育委員会、北海道大学

(2)日時・場所

2013年2月9日(土曜日) 10:00~16:00 ・ 北広島市中央公民館

(3)参加者数

13人

(4)活動概要

10:00~10:10 開講の挨拶、講師の紹介
10:10~12:00 講義(講義の間は1時間毎に5分の休憩を挟んだ)
           建材など身の回りで利用されている代表的岩石の紹介
           火成岩の種類及び社会的な利用法
           地球の成り立ち及び構造
           「結晶」、「鉱物」、「石」、「岩石」の用語の意味
           鉱物標本を用いた岩石を作っている代表的な鉱物の説明と見分け方の解説
12:00~12:50 昼食
12:50~14:50 講義
           火成岩、堆積岩、変成岩の関係・形成場の解説
           岩石標本を用いた火成岩、堆積岩、変成岩の説明と見分け方についての解説
14:50~15:30 岩石・鉱物標本を用いた岩石・鉱物の見分け方の復習
15:30~14:45 質問の時間
14:45~16:00 アンケートの記入および修了証授与

(5)参加者の声

 地学一般の講義から岩石・鉱物に焦点を絞った内容まで幅広い分野の話が行われ、とても有意義な内容であったと思われる。そして、岩石・鉱物標本を用いながらの講義を行うことで、より高度に岩石・鉱物の同定方法を学ぶことができた。講義の導入部分は、地学全般及び岩石・鉱物が市民の生活に深くかかわっていて、身近な所で利用されている事を実感できる内容となっている。鉱物の学習については代表的な造岩鉱物を中心に行い、岩石の学習については火成岩・堆積岩・変成岩の全般的な岩石種の標本を用いた学習が行われた。
今回は北大を出て講義を行ったため顕微鏡観察や岩石の加工は行わず、岩石・鉱物標本、スライド、資料のみを用いた講義となったが。しかし、内容は十分充実したものであった。

 

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